HARUKAの由来と哲学
「悠」という字は「攸(ゆう)」と「心」に分解できます。
「攸」は水で人の背後をあらって禊することを意味し、その下に「心」が付くと禊して心が落ち着いた状態を示すそうです。
そしてその心の状態から、「悠」は時間的・空間的にはるかなという意味を持つようになったといいます。
樹木が時間をかけて大地に根を張り大木へと成長していくように、その場所が時間とともに育まれ皆様の心のよりどころとなるように、
また風景の一部として欠くことのできない存在となるように、そして日々の暮らしが愛おしく感ぜられ、何気ない所作にエレガンスが宿るように、
プランニングや素材選び等のお打ち合わせを通じて至誠を尽くすのが弊所の仕事です。
上質な空間とはるかな時間が織りなすエレガンスをあなたに
HARUKAの家づくり
◇全棟構造計算実施◇
小規模な木造平屋建てや木造2階建ての住宅は、4号建築の特例により壁量計算やN値計算といった簡易的な構造計算と仕様規定に基づく構造設計が認められていますが、HARUKAはこうした簡易的な構造検討で済ませることはしません。代わりに許容応力度計算などの本物の構造計算を全棟実施します。
◇高い耐震性能◇
木造建築は建物の重量が軽い分、耐震性能を高める余地があります。昨今の巨大地震が頻発している状況を鑑み、HARUKAでは本物の構造計算による耐震等級3の設計で高い耐震性能を確保します。
※正式に「耐震等級3」と言うためには、性能表示制度の認定を受ける必要があります。認定を受けない場合でも耐震等級3をクリアできる設計をしていますが、その場合には「耐震等級3相当」となります。
◇耐久性の向上◇
木造住宅であっても、木造の軸組みと地面が接する部分には鉄筋コンクリート製の基礎を作ります。この基礎コンクリートの耐久設計基準強度は「標準(計画供用期間およそ65年)」、「長期(計画供用期間およそ100年)」、「超長期(計画供用期間およそ200年)」から選択し、耐久性の向上を図ります。計画供用期間およそ30年の「短期」を選択することはありません。耐震等級3の強い構造体を次世代に引き継げるよう計画します。
◇時を刻む素材◇
プラスチックよりは自然素材を。複合フローリングよりは無垢フローリングを。HARUKAでは可能な限り本物の素材を用いて空間を作ります。時を経て、尚、美しい。弊所の目指す上質空間のあり方です。
◇在来軸組工法・金物工法◇
木造住宅の設計では、広く普及している在来軸組工法や在来軸組工法の進化系である金物工法を用います。金物工法のひとつであるSE構法は、耐震等級3を確保しながらも壁や柱の少ない大きな空間が確保できます。
(動画提供:株式会社エヌ・シー・エヌ)
PUBLICATION
CLASSY. -November 2021-
"自分らしく過ごすための大切なTips 心地よく暮らせるマイホーム計画"
「高い耐震性とデザイン性を兼ね備えた家」として掲載されました。
PROFILE
金沢大学にて都市工学・交通工学を学び、卒業後は都市計画やランドスケープデザインの仕事に従事。
良い街づくり・豊かな未来のためには、都市計画もさることながら個々の建築の品質を高めながら育てていくことが必要との思いから、建築の道を歩み始め2019年HARUKAを設立。
「住み継げる家と街」「至誠一貫」の言葉を胸に設計に臨む。
これまでに戸建て住宅、2世帯住宅、集合住宅、保育園、コミュニティ施設、公園・広場の設計を経験。
HARUKAについて
(※{a}をアットマークに変えてメールをお送りください。)
・建築、インテリア、都市、ランドスケープに関する調査、企画、設計、監理、コンサルティング、ブランディング
・上記に附帯する一切の業務
【HARUKAへお越しの皆様へ】
お打合せやご面会等は上記の事務所のほか、両国と森下の間にある喫茶ランドリーのご利用やご自宅等へのご訪問も承っております。
事務所は不在にしていることもございますのでお越しの際は事前にご連絡くださいますと幸いです。
※新型コロナウイルスの感染拡大を受け、テレワークを実施中です。ビデオ会議でのお打ち合わせも実施しております。
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